2008 年12 月02 日
水引縁起物で新年を!
今日も、デイリーナビにお付き合い、ありがとうございました!お題の「思い出の先生」にまつわるエピソードを
沢山書いてくださっていて、嬉しかったです。
ご紹介し切れなくて、ごめんなさい。
全部、読ませて頂きました、感謝です!
さて、10回目まるちっくnoteは「加賀水引」。
縁起物の水引を作っている水引職人の津田宏さんにインタビュー。
津田水引・4代目の宏さんは、自ら技術を習得し、独自のスタイルを築いています。
宏さんの奥さんで、同じく4代目のさゆみさんは、水引細工には欠かせない「書」の達人。
さゆみさんがお客さんの要望に合わせ、その場で書き込んでいます。
その筆遣いは、書道、というより「絵画」に近い感じ。
宏さん曰く「水引細工と書が合わさって、作品は完成」なんだとか。
さて、今年も残り1ヶ月をきりました。
津田さんは、水引で新年を迎えてもらおうと、かわいらしい縁起物を製作しました。
「必勝の丑」 金の角が、なんとも頼もしい一品。
1つ4500円から。
水引の紐だけで結われているとは思えないくらい、精密で細かい細工が施され、
水引が持つ独特の曲線と煌びやかな色が、新年を迎えるのに相応しい。
ストイックなまでに、水引の精神を貫く津田さんの姿勢からは、
「高度な技術を、正しく伝えていきたい」という強い思いが込められていました。
水引の素材、色のバランスはもちろんのこと、
「心を結ぶ」というスタイルを大切にしているところに、感動しました。
投稿者:まるちゃん
at 19 :44| 日記